【クール配送】ベルンハルト・コッホ ハインフェルダー・レッテン ピノ・ノワール レゼルヴ クーベーアー・トロッケン [2018]750ml (赤ワイン)

コッホを代表する特別な畑「レッテン」からの素晴らしいピノ ノワール！坂田さんが「お届けできることが本当に嬉しいです」と話す自信作。

ベルンハルト・コッホは、ファルツのハインフェルト村のワイナリーです。全体で50haの畑を所有し、様々な葡萄品種から素晴らしいワインを生産し続けています。個人生産者には珍しく、ゼクトも自社で生産、瓶詰を行なっており、その品質の高さには驚かされます。リースリングやシルヴァーナーといったドイツらしい品種の他、ブルゴーニュ系の品種にも強く、特にシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)に定評があります。

『ヴィヌム2022』では、2011VT のシュペートブルグンダーのトップ10を選出した「ベルンハル・フーバー・トロフィー・シュペートブルグンダー2011」という賞が掲載されており、ベルンハルト・コッホのワインが、第4位と第9位に選出されています。また、同じく『ヴィヌム 2022』に掲載されているファルツのピノ・ノワールの中では、クニプサーと並んでトップでトップ3に入る高得点を獲得しています(Metgerが97点、Rebholzが96点、KnipserとBernhard Kochが95点)。

「ハインフェルダー・レッテン ピノ・ノワール レゼルヴ クーベーアー・トロッケン」は、ハインフェルト村の「レッテン(Letten)」の畑の葡萄を使っています。レッテンは土壌に含まれるマール(泥灰岩)の別名でもあります。標高 200m、日当たりのよい南向きの丘に位置しています。輝きのあるガーネット色、紫や黒の果実の力強いアロマに樽由来のスパイシーさ、ミネラルのニュアンスが感じられます。口当たりはたっぷりとフルボディ、非常にジューシーで心地よい酸が感じられます。凝縮された果実味としっかりとしたタンニン、酸があり、長期熟成の可能性を持っています。

土壌はマール、石灰岩、ロームとレス(黄土)です。垣根仕立てのコルドン、栽植密度は5，000本/haです。畑の畝には1列ごとに草を生やしています。品質の高い葡萄を得るため、グリーンハーベストを行い、収量を厳しく制限しています。収穫は9月中旬、畑で選別しながら手摘みで行います。収量は30hl/ha です。収穫した葡萄の一部を除梗します。他のピノ・ノワールよりも少し全房の葡萄の比率を高くして骨格が出るようにしています。

坂田さんのコメント
このワインを日本のお客様にお届けできることが、醸造を担当している私としては本当に嬉しいです！ 「レッテン」はコッホの畑の中でも最も樹齢が古く、ピノ・ノワールに最適な石灰岩を含む土壌が一番の魅力です。コルドン仕立て＆古木のため自然に収量が少なくなります。同じ「レッテン」の畑でもそれぞれの区画の葡萄ごとにコールドマセレーションした後、小さなステンレスタンクで個別に醸造を行い、ベストのタイミングでプレスしました。プレス後は粗い澱だけ残し、直ぐにフレンチオーク樽に移し、そこから瓶詰のための澱引きまで一切動かしません。マロラクティック発酵も自然にセラーの中で始まります。コッホの畑、コッホのチームのワイン造りを、このワインを通してぜひお客様に感じ取っていただければ幸いです。

テクニカル情報
国／地域等：ドイツ／ファルツ
等級：クヴァリテーツヴァイン 葡萄品種：ピノ・ノワール
熟成：フレンチオークの樽(新樽25%)で 18ヶ月月
残糖：0. 9 g/L 酸度：5. 4 g/L

アルコール発酵前に6度で72時間低温マセラシオンを行い、色とアロマを抽出します。22度から30度で約20日間行います。空気圧プレスでやわらかく圧搾し、マロラクティック発酵と熟成はフレンチオーク樽(新樽比率25%)で行います。樽での熟成期間は18ヶ月です。清澄せず、フィルターもかけずにボトリングします。

BERNHARD KOCH HAINFELDER LETTEN PINOT NOIR RESERVE Q.B.A. TROCKEN
ベルンハルト・コッホ ハインフェルダー・レッテン ピノ・ノワール レゼルヴ クーベーアー・トロッケン
生産地：ドイツ ファルツ
原産地呼称：gU. PFALZ
ぶどう品種：ピノ・ノワール 100%
味わい：赤ワイン 辛口 フルボディ

日本人醸造家の坂田千枝さん